メディカルフェイシャルエステ

プラズマフェイシャルによる肌再生効果はCO2レーザーの場合とほぼ同等ですが、レーザーと違いプラズマは皮膚、血液、表皮組織には衝撃を与えず、皮膚のケア・減菌・吸収性・皮膚の再生・皮膚の弾力性の向上に効果があります。CO2レーザーの約8～20%に見られる炎症後色素沈着等が生じる心配も少なく、レーザーでは標的となる肌色に応じて調整が必要ですが、プラズマは肌色の影響を受けないため、肌の色に関わらず常に同様の高い効果が期待されます。多様なチップが備わっており、あらゆる部位に最適な施術を施すことができます。

プラズマの高エネルギーが非常に短時間で表皮に作用し、皮膚の表面を傷つけることなく表皮から水分を除去する（乾燥させる）ため、下層で新しい皮膚が作られている間、この表皮が天然のバリアの役割を果たし肌を保護します。約5～7日後には乾燥して死んだ皮膚細胞が剥がれ落ち（剥離し）、下層には新しい皮膚が現れます。プラズマは血管を新生し、コラーゲンを合成する線維芽細胞を生み出して肌の若返りを加速させます。チップ（先端）から照射されたプラズマエネルギーは1ヶ所に凝集します。瞼や目の周囲など、敏感な部位のシワの改善といった繊細な施術が可能となります。

プラズマには皮膚の殺菌効果があるため、ニキビ等にも有効です。 またニキビに対するプラズマの役割としてより重要なものに、TDDS機能（ドラッグデリバリーシステム）があります。細胞はもともと密集して存在しますが、プラズマによる施術後は細胞の密集が解かれます。表皮と真皮の間には、異物の侵入を防ぐためのバリアがありますが、細胞と細胞との間に隙間ができることでスキンケア製品や軟膏が十分に真皮に届けられます。その結果、ニキビや機能性化粧品などあらゆるスキンケアの効果が促進されます。